商品コンセプト
最優先したのはお座敷運転や運転会などでの扱い易さです。
■線路配置が変わることはよくあります。対向式ホームとしても島式としてもご利用頂けます。
■床が平らとは限りません。ホーム間の接続はフック式です。多少の不陸を吸収しながらズレを防ぎます。
■柵や駅名標を取付けた状態で収納できる寸法のパッケージ箱としています(1セット入を除く)。

発売までの経緯(よもやま話です)
個人的に16番をいわゆるお座敷運転で長らく楽しんでいます。
かねがね組立のいらない置くだけで使える「手軽に扱えるホーム」がほしいと思っておりました。ただ「手軽に扱えるホーム」を実現するには射出成形しかないだろうということは理解しておりましたので、レーザー加工を生業としている弊社ではハードルが高い現実がありました。
そんなとき金型設計から生産までやってあげても良いよと。まるで神様みたいな方(大きな会社の社長さんです)からお声がけいただいたのです。1年半くらい前のことです。
当時はレーザー加工機を増備してUV印刷機も入れた直後でしたので、屋根や小屋など同時に制作したいものもありましたが、やむ負えず最小限の構成でお願いし企画がスタートしました。
ところで金型にも種類があります。ホームを16番用と記載していることに関連するのですが、16番の在来線とHOの新幹線では車両の幅が異なります。KATO様のユニトラックに寸法を合わせるのが合理的なのでここに迷いはありません。ただ新幹線に合わせて線路とホームの隙間を十分に確保すると詳細は省きますがより高価なスライド金型になることがわかりました。
悩みましたが、ギリギリ接触しない可能性とローカルホームで高さが低い(実物の960oを参考)ので、在来線では隙間が空きすぎて見えることから現在の寸法とし、併せて16番用と表記するに至りました。
金型は中国で製造。最初はツヤツヤ光輝くホームでしたが、天板をザラザラにして側面を艶消しにしてと、何度も何度も改良していきました。
幸い理想の形というものを金型設計を担当して頂いた方と共有できていた(と思う)ので、時間こそ掛かりましたが「良いもの感」漂う商品ができたと自負しております。
金型を日本に輸送する段階でトランプ関税問題で海運の混乱がありました。果たしてコンテナ船に載せることができるのか不安でしたが6月の頭に国内工場で製造することができました。
費用を抑えるためパッケージは社内で行ないます。工場に出来た商品を引き取りに行き(ついでに射出成形の現場も見学)、これから総出で検品・箱詰めをしていくところです(←今ここの時点です)。
販売するホームにつきまして
品番2039「対向式ホーム1セット入」2000円(税込2200円)
商品構成
■246oホーム…1本 ■スロープ左右…1セット
■ベンチ…1個 ■駅名標…1個
■フェンス(長)…1個 ■フェンス(短)…1個
■ジョイント部品…2個 ■ラベル(点字ブロック・駅名;お客様カット)
※柵は1.5o、ベンチ・駅名標は1.2oの穴あけ必要
品番2040「対向式ホーム2セット入」3800円(税込4180円)
商品構成
品番2039同等品が2セットになります。
品番2041「対向式ホーム10セット入」18000円(税込19800円)
商品構成
品番2040同等品が5セットになります。
詳しくはパンフレット(PDFファイル)をご覧ください。
ホームの動画
※大変申し訳ないのですが編集は後日行ないます。
ホームを通過する165系(KATO製)
ホームを通過するキハ58系(KATO製)
ホームを通過するC61とオハフ33とスハ43系(天賞堂とKATO製)
ホームを通過する0系新幹線(造形村製)
ホームを通過するドクターイエロー(エンドウ製)
ホームを通過する混合列車
検証した他の新幹線